TOP

ビジョン

事業内容

会社概要

採用情報

アクセス

Top > 採用情報 >  Vol,001 畠山さん

プロフィール

Vol,001 畠山 雄輔 さん

所属部署名 第1整備部 整備課(東京地区)
出身校 日本航空専門学校
入社年 平成18年度入社

担当業務

私が所属するグループでは、主にコクピットにある計器類、客室内にある電子機器などの整備作業を行っています。基本的には、1つのUnitに対して1人に作業指示が出され、チェック・分解・クリーニング・修理・機能試験・といった、最初から最後までの工程を一人で行います。
私は現在、コクピットにある電子装備品を中心として、主にパイロットに情報を伝えるCRTディスプレイの修理作業を担当しています。大雑把に言ってしまえばブラウン管テレビのようなものですが、家庭用の物と航空機用の物では、使用される環境が大きく異なります。振動、気圧の変化、熱、冷却空気に混じる塵や埃など、環境はとても苛酷です。
長期間使用されていたものを修理のためにカバーを開ければ、その中には何年分もの汚れが詰まっています。初めの頃はとても驚きましたが、今でも時々驚きます。クリーニングをして、故障した部品はもちろんハンダの劣化など故障する手前の部品も見つけ出し、修理したり部品交換を行ったりして、元の性能に戻してあげます。
不具合箇所の特定は、作業者のスキルを発揮するよい機会です。入社して間もない頃は、不具合箇所が特定しきれずに基板ごと交換していた不具合も、今では不具合部品をピンポイントで交換することが多いです。また「美しいハンダ付け」は永遠のテーマです。強度が充分にあるハンダは美しくなります。これにはハンダごての温度や熱の伝わり方、ハンダの量、形…すべてを最適にしないといけません。劣化して鉛色だったハンダが、リソルダをしてキラキラのハンダに仕上がったら、その日はしばらくいい気分です。
私の整備した装備品を乗せた機体が、安全はもちろん、快適なままにフライトを終えられるよう品質にこだわって作業をしていきます。

志望動機

初めはただ「飛行機かっこいいな」と思っていただけでしたが、次第に飛行機のことをもっと知りたいと思うようになり、専門学校に入学しました。そこで学んだ電気・電子の知識、そして細かな作業が好きだったことを活かせると思いこの会社を志望しました。

畠山さんの1日

10:00 チェック・分解
チェックを行い、不具合を確認して修理の方針を決めます。不具合が確認できない場合は内部の目視点検やTAPPING チェックなどを行い詳細に調べます。その後、分解をしてクリーニングを行い、他に異常がないかも調べます。
13:00 交換・組み立て
不具合のある部品を取外し、良品をつけて組み立てます。POWER ON して正常に作動したらOKですが、ダメならまたやり直しです。修理が終わったら、表示の色や明るさ、形などの調整をしてダストカバーを閉じます。
16:00 ポストチェック・書類
TESTING を行い、機能がすべてOKであることを確認します。その後 VISUAL CHECK を行い SCREW や CONNECTOR のチェックをします。作業記録も作成して、記入・押印漏れがなければ作業完了です。
09:00 出社
電車とモノレールを乗り継いで約45分。雨の日はより混んで大変です。朝礼で今日の予定や、予備状況等の確認をします。

09:30 作業開始
ワークオーダーが出されたら、パーツナンバー・シリアルナンバー、作業内容を確認して作業にかかります。
12:00 昼休み
一息ついて「おべんとうの時間」です。一日で一番栄養バランスの良いお食事をいただきます。