4つの専門分野で「安全性」、「定時性」、「快適性」を支える。

当社では、フライト関連計器、電装装備品、客室装備品、無線装備品、空圧装備品、油圧装備品、発電機等の最初から最後までの工程を一人ひとりの整備士が品質にこだわりを持って整備しています。また、航空機整備作業に欠かせない計測器の校正業務、快適なフライトに欠かせない機内エンターテイメント関連も担い、ANAグループ装備品全般の総合品質の向上を追求し続けていきます。

装備品のご紹介

WORKPLACE 職場環境

作業風景

第1整備部の作業風景(羽田新整備地区)

作業場内は、室温、湿度、照度など年間を通じて常に一定条件に管理されています。

第2整備部の作業風景(長崎県諫早市)

長崎県諫早市/羽田事業所同様に室温、湿度、照度など年間を通じて一定条件に管理されています。

装備品整備の流れ

航空機に不具合が発生すると予備の装備品と交換され、取卸された装備品はCTCへ搬入されます。
CTCでは、整備作業の全工程をひとりの整備士が行い、品質を作り込んでいきます。

  • 外観チェック
  • 異音チェック
  • 異臭チェック

テスターなどを使用して電圧や抵抗値を確認

詳細な検査を行うことで不具合原因を特定します。
取卸情報、メンテナンスマニュアル及び過去の経験を基に、素子単位のテストや環境試験を行います。
修理を終えた装備品は再び組み立てられ機能試験を行います。この時FAILが出ると再びトラブルシュートが行われます。

全ての作業が終了した装備品は必要書類を揃え、ANAエアロサプライ社へ引き渡されます。
その後、全国の空港基地に配備され航空機に装着されるまで保管されます。

エアラインショップだから出来る「新たな業務領域」への挑戦!

実機を使用しての機能チェック

ショップでの試験装置を使用した機能試験では、どうしても機体で発生した不具合が再現しないことが...
このような場合、ドックイン中の機体または夜間待機中の機体を使用して不具合状況の調査・確認を実施します。

夜間待機中の機体にて、Weather RADARの機能検証

無線局総合試験

電波法により、無線局の設備(機内の電波を発信する装備品)については、定期的な検査の実施が義務付けられている。
その為、CTCでは国家資格である航空無線通信士(通称:航空通)を有し、社内審査をパスした社員が点検員として運航便に乗務し運航便での無線局試験を実施しています。

副操縦士の後ろの席に座り、乗員さんと連携をとりながら飛行ルート、チェックポイントを確認しながら決められたテスト実施していく。
現在、CTCではQ400を除く国内線機、国際線機を担当。また、新造機受領時の業務も担当している。

メディアサービス事業/制作部

機内エンターテイメントコンテンツ

ANA WiFi Services

ANAグループの運航便で提供される厳選された音楽、映画、オリジナル番組をお客様に楽しんで頂くため、映像・音楽コンテンツの編集、番組編成、データ変換を行っています。装備品整備とは少しかけ離れた業務に思われがちですが、整備会社としての経験や知識、品質への拘りが活かされます。
また、これらのコンテンツは、CTC社員が一部の機体へローディング作業を担当しています。

計測器校正事業/品質管理部校正課

品質を保証するために使用される計測器は、常に国家標準にトレースされている必要があります。これを維持するためには、使用している計測器を定期的に校正することが必要です。私たちの計測器校正事業では、ANAグループや官公庁などで使用される計測器(トルクレンチ、ゲージ類、電気計測器など)の校正を行っています。

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